毎朝、毎晩、ほどよい寒さで、日中は天気の良い日が続いている九州です。

昔は11月といえば、もっともっと寒かったはずなのに…
日中はぽかぽか陽気で、気持ちが良いほどです。

オリジナル会葬礼状を作る時、原稿の中に『季語』を入れる場合があります。
『季語』を用いる時、とても気になるのが、昨今の季節感のズレです。

通常、11月の季語として
『日毎冷え込む空気に冬の訪れを感じる』などがありますが、どう考えても、
この日中のぽかぽか陽気を見るに、
「ミスマッチだなぁ?使えないな?」と思うことが多々あります。

もちろん、そんな時は、ズレも考慮して、見合った季語を作ったりしながら
原稿に盛り込んでいきます。

また、肌感覚に合わせるだけでなく、
全国各地の礼状作るわけなので、
その土地土地の季節の移り変わり方、気温差なども考慮して、
『季語』を取り入れなければなりません。

そのほかにも、故人様の人となりや、イメージに合わせた季語の表現を
用いたりすることもあります。

『季語』と一言でいっても、とても奥深いものだなぁと思います。

四季折々の表情を伝える『季語』。
ぜひ、皆さんもお手紙を綴る際には、シーンや、その時々に見合った
表現を盛り込んでみてください。

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digiport-am

音楽と本が好き。 日々、精進。

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