今年の漢字が決まりましたね。

「災」。

ちょっと、悲しい漢字です。

西日本豪雨、北海道地震、台風などなど、今年も様々な「災」が起こりました。

熊本出身としては、この数年ずっと「災」の中にあります。

まだまだ仮設暮らし、みなし住宅で暮らす方も多く、
本来の暮らしを取り戻すって、こんなにも難しいことなのかと痛感します。

数年経っても、やっと倒壊した建物が少しずつ姿を消し始め、
さら地になってきた…そんなところ。
『復興』という言葉にはほど遠い現実…。

「災」なんて起こらないにこしたことはありませんが、
いつ起こるか分からないのが「災」。
いつ自分が被災者になるかなんて分からないもの。
防ぎようもありません。

ただ、「災」の文字には、ひとつだけ良い言葉もあります。
   
  

         『災い転じて福となす』。

 

今年、被災された方々、これまでに被災された方々、
震災以外にも何かイヤなアクシデントに見舞われてしまった方々…

この言葉を信じて、少しずつ、一歩ずつ一歩ずつ
歩いて行きたいですね。

どうか来年は一つでも「災」が減り、
笑顔の多い年となりますように。

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digiport-am

音楽と本が好き。 日々、精進。

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