本屋さんに目的も無く立ち寄って、店内をぐるり。
目を引く表紙や見出しの本を見つけては、パラリとめくって少し読んでみる・・・
それをただ繰り返すだけですが、心地の良い時間ですよね。

本屋さんが好きすぎて、学生時代は古本屋で1年アルバイトしました。
買取は、あーまたこの本か・・・と言う本もあれば、年季が入ったちょっとプレミア感がある本にも出会えたり。
棚に並べるために、買い取った本はキレイに拭いて袋に詰めて値段を貼る。。。
買取掃除販売を繰り返す作業の中、店長に「新しい本が売りたいです!」と言って辞めてしまった私(笑)

(新しい本を売る)本屋さんのオープニングスタッフとしてアルバイト開始。
今流行の本が手に取るように分かって、陳列や販売をしていて楽しかったのを覚えています。
何故かレジスタッフでは無く、サービスコーナーを任されたので、本の予約や図書カード販売、贈答用ラッピング、店内にある本が見つからないお客様のフォロー、、
本屋さんってこんなにお仕事があるのか!と日々驚いてました、が、、

本屋さんもこのご時世、苦戦しているようです。
ネット社会の今、PCやスマホでも本が読めてしまう時代。
確かに本は物体としてあるとかさばるし、持ち歩くのも大変ですから、電子書籍は読者としてありがたいですよね。
でも電子書籍は新しい発見が無いのです。冒頭に書いたように沢山陳列されている中から新しい本に出会える場って大事だと思います。

と、大きなことを言っている私ですが、福岡へ引っ越して来てから徒歩圏内に本屋が無いことと、発売日が2日も遅い(金曜発売日のものは月曜に店頭に並ぶ)ことがとても衝撃で、、騒ぎつつもたどり着いた結論は、
発売日にどうしても読みたい本は電子書籍。移動中に気軽に読みたい本も電子書籍。大好きな作家さんで手元に持っておきたい本は本屋さんで購入する。
というスタンスに変えてしまったら、本屋に行く回数が激減してしまいました・・・あああ。

とってもジレンマです。
カフェ併設や図書館併設はいかがなものかと思っていましたが・・・
純粋な本屋だけでは生き抜いていけない時代。なるべく本屋に足を運んで、店頭に無い本は注文したり、予約注文したり、、読者も積極的になろうと思います!

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趣味は音楽鑑賞・カラオケ・イラスト・・・やりたいことが多すぎる30代

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