写真担当のM・ショーグンです。
皆さんはご自分の家紋をご存知ですか?
家紋とはその方の家系などを表す紋章で、皇室の菊、徳川家の葵、内閣府の桐が有名です。
西郷隆盛の薩摩島津家の丸に十字や武田信玄の武田菱もテレビでご覧になった方は多いでしょう。
着物に入れる家紋は、1箇所、3箇所、5箇所の3パターンがあり数がり、多くなるほど格式が高くなります。
背中のエリの下に(背紋)入れると一つ紋。
両袖の後ろに(袖紋)加えて三つ紋。
さらに左右の胸に(抱き紋)入れて五つ紋となります。
背紋はご先祖を表し、袖紋は兄弟姉妹親戚を、抱き紋は両親を表しています。
以前、着付け師の方に「紋入りの着物を身につけるということは、その紋が表すものを背負って代表者になることよ」と言われた時は身が引き締まりました。
人生節目の冠婚葬祭では、場に相応しいものを身につけたいと思っています。
もちろんレンタルでも構いませんが、私は子供達の挙式披露宴のために亡母の黒留袖を大切に保管しています。
黒留袖は既婚女性の第一礼装ですので、五つ紋です。
出番は全くの未定ですが・・・。
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