こんにちは。
みなさま、お住まいのところでは台風の被害はなかったでしょうか。
静岡県の一部地域ではまだ何万戸も停電しているそうですね。
被害に遭われた皆様には、お見舞い申し上げます。
静岡では停電による信号停止で、交差点内の事故が相次いでいるとニュースで流れていました。

日頃、電気のありがたさ(これは水も同じですが)なんて考えることもありませんが、
無くしてみて、初めて分かるものです。

私も熊本地震の際に、数日間、停電と断水を経験しました。
特に困ったのは、携帯の充電でした。
テレビがつかない中、スマホだけが情報を得るための手段。
充電が無くなると情報すらとれません。身内とも連絡がとれません。

どうやら、また今週末には台風がやってくるそうなので、
災害時に役に立ったことをいくつか書いておこうと思います。

 

 

携帯やスマホの充電は満タンに。補助バッテリーの準備も。
特に補助バッテリーは乾電池式がベストです

→停電が長く続く場合は、補助バッテリーすら切れてしまいます。

日頃、乾電池式は重いので敬遠されがちですが、
電池さえ持っていれば、いざという時にかなり強いです。

 

停電したら、なるだけスマホは「機内モード」に。

→無駄に電池を減らさないように。

 

ラジオは必ず準備→停電した場合、情報源のほとんどはラジオから。

 

断水に備えバスタブに水をためておく

→トイレの水が流せなくなるので、これで対応できます。

 

断水に備え、事前に飲料水を確保しておく

→水道水を飲料水に出来る方は、大きなタンクを買っておくとベスト。
事前に水道水を入れておきましょう。

 

ガスボンベと卓上コンロを準備しておくこと

簡単な料理だけでなく、長期間お風呂に入れない場合、
バスタブに溜めた水を沸かして足湯にしたり、かぶったり、体を拭いたりできます。
これがあるのとないのとではまったく違います。日頃からボンベをストックしておきましょう。

※一家に一台、昭和のストーブがあると便利だなぁとも思いました。
ヒーター式ではなく、昭和のお鍋がかけられる

タイプのストーブです。我が家は一台だけですが、持っていたので、
鍋がかけられてかなり重宝しました。

 

就寝時は近くにスリッパと懐中電灯を置いておく

→窓ガラスなどが割れた時に、怪我をせず逃げられるように。

 

ソリンは満タンにしておくこと

→長期間自宅に戻れない場合、車中泊になることも考えておく

 

防災リュックにレジャーシートをいれておく。

→どこにでも座れ、足を伸ばし、横になります。

ちなみに私は避難所に行かず、近くの公園にレジャーシートを敷いて過ごしました。

 

【意外と盲点だったこと】
▽非常食としてレトルトを準備している人も多いと思います。
レトルトにはいくつか種類があります。

・袋ごとレンチンOK
・耐熱容器でレンチン
・湯せん専用(最近は少ないですが)
               etc…

非常食として購入するときは、

「袋ごとレンチンできて、湯せん可能なもの」最強です!!

やっと停電が解消され、電気が来たと思って、
レンチンしようとしたら、
「耐熱容器にうつしてねマーク」。

…。

地震で食器類が割れ、耐熱容器が手に入らず、結局レンチンできませんでした…。

レトルトのカレーもシチューもあるのに、
袋ごとレンチンできないものばかりだったときのがっかり感。

ただ、かろうじて、我が家には「卓上コンロ」と
「灯油が入ったままのストーブ(鍋がかけられるタイプ)」があったので、
いろんなものが温められて、湯せんができました。

この時はじめて、レトルトも盲点があるなぁと思いました。

台風に地震と、災害が後を絶たない時代です。
起こった直後は、備えも万全なのですが、
すぐに忘れてしまいます。

常に「備えあれば憂いなし」を忘れずにいましょう。

そして今週の台風で被害がでませんように…と祈るばかりです。

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