先日、ネットサーフィンをしていましたら、考えさせられる記事を見つけまして。
できる人の人間関係に作り方に触れている記事だったのですが、
できる人は、ビジネスを一緒にやっていく人をどうやって選ぶかというと、
能力ではないそう。考え方が合う人を選ぶ傾向があるそうです。
そうなんですね。
そこで、思い出した本がありました。
有名な本に「タテ社会の人間関係」というのがあります。
その中にかいてある、日本人のプロジェクトのメンバーの選び方は、
能力に優れたものが、プロジェクトごとに集まるという欧米的な
ものではないそう。知ってる者同士だそう。
確か、そんなことが書いてありました。
農耕民族らしさがよく現れていますね。
これは、もちろん、どっちがいいとか悪いとかいうものではなくて、
何十年か前の社会学者が喝破した日本社会と言うものは、
激動の昭和、平成が終わる昨今でも、
数十年ごときでかわるわけではないんだなあ、と思った記述でした。
それで、会葬礼状の仕事をしている私が、気づかせてもらったことですが
このお仕事には、タテ社会の美点がよく現れているということです。
年長者にとても敬意が払われていることを勉強させてもらっています。
こういった点は、日本人の特筆すべき美点でしょう。
変わらないもの、変えなくてもいいものが、世の中にはあると思います。
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