写真担当のM・ショーグンです。
ひと昔前の遺影写真と言えば、白い家紋が入った黒い和服姿のモノクロ写真でした。
男性は黒紋付き、女性は喪服です。
私はずっと黒い和服姿の遺影に違和感を感じていました。
亡くなった方になぜ喪服を?一番良い服を着せた方が良いのでは?と思っていたのです。
ところが最近になって、男性の黒紋付きと女性の黒一色の着物はお祝い事にも使える礼装だと知りました。
家紋を背中、両袖の後ろ、両胸の5箇所に入れ格式の高い服装として冠婚葬祭の場に着て行ける物だったのです。
お悔やみの場では帯などを黒に、お祝いの場では色物を合わせれば良いそうです。
最近の遺影写真は服を着せ替えず、普段のお姿のままでお作りすることも多いです。
写真担当一同、故人様を偲ぶのに相応しい写真作りを心掛けています。
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